おすすめの図書
ワニのライルがやってきた
東88番通りの家に越してきたプリムさん一家が風呂場で見つけたのは、緑色のワニ・ライルだった! 気立てがよく芸もできるライルは一家と仲良くなり、たちまち町の人気者に。ところが、元の飼い主のバレンティ氏がもどってきて……。漫画風の大らかな絵で、愛嬌のあるワニの表情を伝え、笑いをさそう。絵本が物足りなくなった子や、読むのが苦手な中高学年の子にぴったりの絵物語。続きを次々読む子が多い。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
大日本図書 (1984年07月)
くまのコールテンくん
コールテンくんは、デパートで売られているクマのぬいぐるみ。買い物にきた女の子がお母さんにねだるが、ズボンのボタンが取れていて買ってもらえない。そこでコールテンくんは閉店後、ボタンをさがしに……。夜のデパートでの冒険はスリリング。コールテンくんに友だちと家ができる結末は、読者を幸せな気持ちで満たす。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
偕成社 (1975年05月)
ピーターラビットのおはなし
こうさぎのピーターは、お母さんときょうだい3匹と森で暮している。お父さんは、お百姓のマグレガーさんの畑で〝事故″にあい、肉のパイにされたので、そこには行っちゃいけないと、お母さんはいう。だがピーターは言いつけを守らず……。英国の田園を舞台にしたハラハラドキドキの物語。細密で柔らかい色調の水彩画が魅力の小型絵本で、百年以上読み継がれている。シリーズが20冊近くあり、中には、しみじみとした趣の高学年向きの作品も。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
福音館書店 (2019年11月)
Ranking
edumapは、リーディングスキルテストを提供している一般社団法人「教育のための科学研究所」の社会貢献事業として提供されています。
おすすめの図書
AIが苦手とする読解力を人間が身につけるにはどうしたらいいのか。リーディングスキルテストを開発した著者が読解力向上のために親,学校,個人ができることを提言。小学校・中学校で実際に行われて成果をあげている授業・取組みを公開!
(推薦文:
教育のための科学研究所)
出版:
東洋経済新報社 (2019年09月)
舞台はニューヨーク。小さな黒猫ジェニーは孤児だったが、老船長キャプテン・ティンカーに拾われて、今は幸せに暮らしている。ある晩、近所の猫の集まりキャットクラブに誘われるが、字が書けたり鼻笛がふけたりする有能な会員たちに気後れして逃げ帰る。だが、とうとう、ある特技を披露し、会員に認められる日が……。新しい体験にとまどう、はずかしがりやの猫の気持ちが伝わり共感を誘う。他に学校やパーティに行く話など全3話。赤と黄が効いた洒落た挿絵も魅力。続きに『ジェニーのぼうけん』『ジェニーときょうだい』など。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
福音館書店 (2011年10月)
中国古典への親しみやすい導入となる大型絵本シリーズ全3巻の初巻。石から生まれ、仙術を身につけた孫悟空が、天界で大暴れした罰に山の下にとじこめられるまで。日本在住の中国人作家による再話は歯切れよく躍動感がある。伝統美術の技法と現代アートの感覚を融合した画家の絵は独特の様式美を備え、コミカルな味もある。ほとんどの子が全巻読破する人気のシリーズ。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
偕成社 (2006年03月)
蛇口からしたたる水滴、ピンを浮かべた水面、やかんの口先のゆげ、雪の結晶、窓ガラスの霜……。刻々と形を変える水の一瞬の表情を捉え、解説を加えた米国の科学写真絵本。特殊な撮影技術を駆使した美しいクローズアップ写真が、新鮮な驚きを感じさせる。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
あすなろ書房 (1998年06月)
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