おすすめの図書
うさぎのみみはなぜながい―テウアンテペックの昔ばなし
大きな体がほしいと願うウサギに、神様は、虎とワニと猿を殺して皮をもってくるという課題をだす。だが、ウサギが見事それをやり遂げると、ウサギの知恵を恐れ……。メキシコに在住していた日本人画家が再話したアステカ民話。様式化された力強い絵が魅力。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
福音館書店 (1982年07月)
イエペはぼうしがだいすき
デンマークの男の子イエペ(3歳)は帽子が大好き。100も持っているけど、一番好きなのは茶色のソフト帽。保育園の庭で遊ぶときも、取っ組み合いでも、お弁当の時間でもぬがない。日本の写真家が幼子の姿を生き生きととらえた写真絵本。続編に『イエペさんぽにいく』。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
文化出版局 (1978年12月)
ホビットの冒険 ≪上≫
平和な暮らしを好むホビット族の小人ビルボは、大魔法使いガンダルフの推薦で、心ならずもドワーフ小人の黄金奪還の旅に同行。数々の苦難をへて、ついに強欲な竜のスマウグと対面する……。著者は英国の中世英語学、英文学の研究者。独自の空想世界に伝承文学の要素を織り込んだ、「指輪物語」へと続く類まれなファンタジーの傑作。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
岩波書店 (2000年08月)
ギルガメシュ王ものがたり
太陽神からメソポタミアの都につかわされた王ギルガメシュは、強さを見せつけようと、人々に城壁造りを命じた。だが苛酷な労働に苦しんだ人民は神に助けを求める。世界最古の叙事詩をもとにした大型絵本。カナダの映像作家による壁画のような力強い絵は、壮大なドラマの雰囲気をよく伝えている。続編『ギルガメシュ王のたたかい』『ギルガメシュ王さいごの旅』で完結。特に男の子に人気で、読みだすと3冊読み切る子がほとんど。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
岩波書店 (1993年07月)
ホビットの冒険 ≪下≫
平和な暮らしを好むホビット族の小人ビルボは、大魔法使いガンダルフの推薦で、心ならずもドワーフ小人の黄金奪還の旅に同行。数々の苦難をへて、ついに強欲な竜のスマウグと対面する……。著者は英国の中世英語学、英文学の研究者。独自の空想世界に伝承文学の要素を織り込んだ、「指輪物語」へと続く類まれなファンタジーの傑作。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
岩波書店 (2000年08月)
西遊記 1―石からうまれた孫悟空
中国古典への親しみやすい導入となる大型絵本シリーズ全3巻の初巻。石から生まれ、仙術を身につけた孫悟空が、天界で大暴れした罰に山の下にとじこめられるまで。日本在住の中国人作家による再話は歯切れよく躍動感がある。伝統美術の技法と現代アートの感覚を融合した画家の絵は独特の様式美を備え、コミカルな味もある。ほとんどの子が全巻読破する人気のシリーズ。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
偕成社 (2006年03月)
ウラパン・オコサ―かずあそび
1はウラパン、2はオコサ、3はオコサ・ウラパン。1と2の組合せでものを数えるユニークな絵本。「オコサ・オコサとぞうがきたぞう のはらにやぎがオコサ・オコサ・ウラパン」単純な構成だが、素朴で大らかな色彩の絵と相まって、数の面白さが伝わる。指でさしながら唱えると、みんなで楽しめる。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
童心社 (1999年02月)
視覚ミステリーえほん
へっこんで見えたものが、絵を逆さにすると盛り上がって見える。階段も坂もない建物なのに廊下をたどるといつの間にか2階に――光や角度を工夫して撮った写真がひきおこす「目の錯覚」の不思議を体感する絵本。異次元世界に迷い込んだような感覚を味わえる。巻末の解説が種明かしに。繰りかえし楽しむ子が多い
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
あすなろ書房 (1999年05月)
Ranking
edumapは、リーディングスキルテストを提供している一般社団法人「教育のための科学研究所」の社会貢献事業として提供されています。
おすすめの図書
無償で! 簡単に! 安心して学校ウエブサイト運営! edumap(エデュマップ)とは、学校向けに特化した無償で利用できるホームベージ運営サービスである。コロナ禍のなか、急遽情報発信等のサイト構築をする学校に最適である。本書は、同サービスの申込みから活用方法まで、ホームページ運営初心者でもすぐに分かるよう、図解入りで解説。学校関係者に朗報の書である。
(推薦文:
教育のための科学研究所)
出版:
近代科学社 (2020年09月)
わしは、かえるのごん。腹にある押しぼたんのようなおへそを押すと、ぱくぱく雲が出る。ある日、おとうを探す少年・けんを道連れに歩いていると、変なお化けが現れた。緑と朱を彩色した墨絵が漫画のように愉快。絵巻のような世界がゆったり広がる。続編は②『おにのさんぞくやっつけろの巻』③『こしぬけとのさまの巻』 。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
福音館書店 (1986年10月)
マチルダは、学齢前にディケンズを読み、難しいかけ算もこなす超天才。外見はおとなしいこの子が、娘をかさぶた位にしか思わない両親や、生徒を憎む女校長を、知恵と超能力でやっつける。風刺のきいた痛快なストーリー。挿絵も魅力的で、思わず手が伸びる。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
評論社 (2005年10月)
春には花が咲き誇るアフガニスタンの小村。夏、村の男の子ヤモは、ロバの背に収穫したサクランボやスモモを載せ、お父さんと町に売りにいく。風土や人々の営みを丁寧に描き込んだ温かい絵。最後の「この村は戦争で破壊され今はない」との記述から、戦争の非が胸に突き刺さる。ヤモのその後を語る続編も。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
ポプラ社 (1995年12月)
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