おすすめの図書
くまのコールテンくん
コールテンくんは、デパートで売られているクマのぬいぐるみ。買い物にきた女の子がお母さんにねだるが、ズボンのボタンが取れていて買ってもらえない。そこでコールテンくんは閉店後、ボタンをさがしに……。夜のデパートでの冒険はスリリング。コールテンくんに友だちと家ができる結末は、読者を幸せな気持ちで満たす。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
偕成社 (1975年05月)
ピーターラビットのおはなし
こうさぎのピーターは、お母さんときょうだい3匹と森で暮している。お父さんは、お百姓のマグレガーさんの畑で〝事故″にあい、肉のパイにされたので、そこには行っちゃいけないと、お母さんはいう。だがピーターは言いつけを守らず……。英国の田園を舞台にしたハラハラドキドキの物語。細密で柔らかい色調の水彩画が魅力の小型絵本で、百年以上読み継がれている。シリーズが20冊近くあり、中には、しみじみとした趣の高学年向きの作品も。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
福音館書店 (2019年11月)
書籍の紹介
無償で! 簡単に! 安心して学校ウエブサイト運営! edumap(エデュマップ)とは、学校向けに特化した無償で利用できるホームベージ運営サービスである。コロナ禍のなか、急遽情報発信等のサイト構築をする学校に最適である。本書は、同サービスの申込みから活用方法まで、ホームページ運営初心者でもすぐに分かるよう、図解入りで解説。学校関係者に朗報の書である。
(推薦文:
教育のための科学研究所)
出版:
近代科学社 (2020年09月)
おすすめの図書
春には花が咲き誇るアフガニスタンの小村。夏、村の男の子ヤモは、ロバの背に収穫したサクランボやスモモを載せ、お父さんと町に売りにいく。風土や人々の営みを丁寧に描き込んだ温かい絵。最後の「この村は戦争で破壊され今はない」との記述から、戦争の非が胸に突き刺さる。ヤモのその後を語る続編も。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
ポプラ社 (1995年12月)
桃から生まれた桃太郎は、おじいさん、おばあさんにかわいがられてすくすく育つ。ある日、カラスから、米を盗んだり姫をさらったりしている鬼の話を聞き、鬼退治を決意。日本一のきびだんごを腰にさげ、犬、猿、キジを従えて鬼が島へ。国際アンデルセン賞受賞の画家による日本画は、力強さとやわらかさをあわせもつ自在な筆づかいで、昔話世界を闊達に描いている。数ある桃太郎絵本の中でも子どもにすすめたい1冊。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
福音館書店 (1965年02月)
小さな女の子なほちゃんは、重い荷物を持つ、泣かない、薪も集める、暗闇も怖がらないと約束し、大きい子のキャンプに連れていってもらう。でも……。一所懸命がんばった、なほちゃんの満足感が無駄のない文とのびやかな線の絵から伝わる。絵本から物語に移る年代にぴったり。
(推薦文:
東京子ども図書館)
出版:
福音館書店 (1984年06月)
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